再処理により取り出されたウラン粉末とプルトニウム粉末を混ぜ、プルトニウム濃度を高めた核燃料をプレスで金型成形し、原子炉で使用するMOX燃料ペレットを作成しています。このペレットを仮焼・焼結し、各種分析、検査を経て、製品ペレットとしてトレイに並べ、燃料棒加工工程に移ります。

MOX燃料製造工程で作成されたペレットを被覆管に詰め、その管口に端栓を溶接密封し、燃料ピンに加工しています。燃料ピンは169本束ねて、部材と一緒に組み立てられ燃料集合体が完成します。