事業内容Business contents

放射線管理

原子力施設では、さまざまな放射線が発生します。従業員、施設、周辺地域の環境の安全確保のためには、放射線や放射性物質の管理が必要となります。プルトニウム燃料製造施設、再処理施設での長年の経験と実績をもとに様々なニーズに応えています。

施設の放射線監視

定置式モニタによる連続監視

施設内の放射線状況を連続監視するため、現場に定置式モニタを多数配置し、各主要現場の定点に工程内容に応じたモニタの検出部を配置し、その測定信号を放射線監視パネル上で集中表示・記録するとともに、放射線管理員が24時間体制で監視を行っています。

放射線管理員による放射線測定

作業環境の安全のため、施設内の代表的なポイントにおいて定期的に放射線測定器による線量当量率測定、スミヤによる表面密度測定、空気ろ紙による空気中放射性物質濃度測定を実施しています。また、核種分析を行い核種の判定なども行っています。

放射線作業の安全管理

放射線レベルが高い環境中での作業等で、作業を安全に実施するため作業計画段階で作業者の被ばく低減化を検討します。さらに、作業実施段階で作業者の線量当量を常時把握し、放射線作業が計画通り遂行しているか確認するとともに、作業者へ放射線防護上必要な助言指導を実施します。

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