事業内容Business contents
福島第一原子力発電所廃止措置支援事業
福島第一原子力発電所の廃止措置を支援する国立研究開発法人日本原子力研究開発機構殿（JAEA）の燃料試験施設、福島第一原子力発電所敷地内研究棟に技術者を派遣し、燃料デブリの取り出し準備、処理・処分のための試験研究や処理水等の評価に関する技術を提供しています。
デブリ燃料試験
SEM（走査型電子顕微鏡）/ EDXによる試料の表面観察、解析
固体試料を切断、断面の研磨を行い、試料の内部状態を観察するとともに、EDXにより、試料中の成分分布を解析、評価しています。
模擬燃料デブリの作製
材料の機械的及び熱的特性を評価する試験の一環として、異種金属やセラミックを様々な割合で混合し、高温、高真空環境で材料を溶融し、溶融試料の作製を行っています。
処理水中の放射性核種評価
海洋放出前のALPS処理水を精製（分析対象である核種の純度を高め）し、分析対象ごとに適切な装置を用いて処理をして、トリチウム及びトリチウム以外の核種の濃度などを測定・評価しています。