事業内容Business contents

環境回復関連事業

放射線測定・設備

放射線そのものは、目に見えません。しかし、放射線はその特性を十分知った上で、きちんと取り扱うことができれば、それほど危険なものではありません。放射線測定機器は目で見ることができない放射線量を数値として見ることができます。

放射線を測定する機器は、その測定する目的によって測定器を選ぶ必要があります。

弊社では、お客様のニーズに幅広くお応えできるよう多種多様な測定機器を取り揃え、長年原子力産業の分野で培ってきた高い放射線測定・放射線管理技術を提 供しております。

 

NaIシンチレーションサーベイメータ
GMサーベイメータ
電離箱式サーベイメータ
スペクトルサーベイメータ

放射線測定

環境(室内や庭など)の放射線量を放射線の種類に適したサーベイメータにより測定いたします。

  • 側溝、雨どいなどのホットスポットの測定を行います。
  • 居住にともなう年間被ばく線量の推定及び評価を行います。

放射能測定

物品や機器、室内(床、壁)、建屋などの表面に付着している放射性物質の有無や汚染状況を把握するため、サーベイメータや試料サンプリングし、測定いたします。

  • 付着している放射能の量や汚染範囲を断定いたします。
  • 汚染状況による住居などの入室・居住や物品の使用・移動の可否を判定いたします。

放射能分析

水や土、植栽、食べ物などに含まれている放射性物質の有無や量、核種を定性するため、試料をサンプリングし、分析可能な形状に処理をして測定いたします。

  • 土壌や植栽など環境試料に応じた放射能濃度測定用試料採取法にてサンプリングいたします
  • サンプリングした試料を前処理(乾燥・粉砕)充填し、分析可能な状態に処理いたします。
  • 核種分析装置により核種分別・定性および放射能濃度を定量し、基準値と比較・判定いたします。
  • その結果を報告様式にまとめ報告いたします。

放射線評価と防護に関する提案・措置

上記のあらゆる測定により放射性物質の有無や量、核種を定性し、被ばく量を推定して安全性を評価いたします。
お客様が安全・安心して作業や生活が送れますように放射線(能)の状況に応じた作業方法・作業手順のアドバイスや被ばくを抑えるための措置、汚染拡大防止策を提案いたします。
ご要望に応じて除染やしゃへい、閉じ込め措置など対策し、環境回復を支援いたします。

お申込み方法

STEP 1

弊社問合わせ先に電話又はメールしてください

お打ち合わせの上、見積書をお送りします。

STEP 2

ご注文後に、作業を開始します

作業に当たっては、作業計画書等の必要書類をご提出します。

お問い合わせはこちら

放射性物質分布調査・環境測定

福島の環境回復ため、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構殿(JAEA)の環境放射線センター施設に技術者を派遣し、陸域・河川敷・林床(無人航空機、無人ヘリ、ドローン)、湖底・河床(無人水中ロボット、ファイバー型モニ夕)・海(無人観測船) にわたる観測システムを構築し、現地測定やサンプリング試料の分析結果を比較評価することにより適用性を確認しています。
これらシステムを活用し、放射性物質分布状況を可視化しています。

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